Rediscover Hiroshima#3
[2021.05.11]第三回 湯来町米作りは草取りでした。
草取りというと生えてしまった草を一本一本引き抜くのだと思っていましたが
想像と大きく異なっていました。
写真のようなピアノ線を貼った「中野式除草機」を稲と稲の間に入れ込み、
土を前後10cmずつ前後に掻くことでまだ大きくなっていない草を取り除きます。
こんなもやしの細いようなものがいっぱい水面に浮いてきます。
これが雑草(ヒエ)で、このままにしておくと稲と区別がつかずにあとで困ることになるそうです。
人が土を掻くことで水田が濁り、除去できていない雑草も芽を出しにくくなるそうで、5月は3回予定されています。
あとは稲が大きくなってしまえば雑草が生えたとしても日陰になって大きくならないとのことで、
考えた人はえらいですね。
この問題が表面化する前に叩くという点は、まるで生活習慣病の予防や早期診療に似ていますね。
もっと自分の体を見直さなければいけないと思いました。